🎹 Clé du Sol

Kansai Piano Competition Repertoire

関西のピアノコンクール
課題曲にどんな傾向がある?

前回紹介した関西の主要コンクールの課題曲を比較すると、
いくつかのはっきりした傾向が見えてきました。

01 — はじめに

はじめに

コンクールと一言でいっても、課題曲の考え方はコンクールごとにまるで違います。「好きな曲で自由に挑戦できる」ものもあれば、「バロックの様式を学ばせたい」という明確な意図を持つものもあります。

前回の記事で紹介した関西の主要コンクール(けいはんな音楽コンクール、ピティナ・ピアノコンペティション、日本バッハコンクール、PIARA国際ピアノコンクール)の課題曲を比較すると、いくつかのはっきりした傾向が見えてきます。

03 — 5コンクール比較表

5コンクール比較表

課題曲の有無と傾向を、5つのコンクールで一覧比較しました。

コンクール 課題曲の有無 傾向 特徴
けいはんな音楽コンクール なし(完全自由曲制) 自由 予選・本選とも同一の自由曲、気軽に挑戦しやすい
兵庫県学生ピアノコンクール(参考・終了) あり バロック・古典重視 本選はバッハ「平均律クラヴィーア曲集」から選択
PIARA国際ピアノコンクール 部門により両方 バランス型 プリティ・ジュニア・シニアA部門のみ課題曲あり、時代様式別の部門構成
ピティナ・ピアノコンペティション あり(級ごとに詳細指定) バランス型 バロック/古典/ロマン/近現代の4時代から選ぶ設計
日本バッハコンクール あり(バッハ中心) バロック特化 導入期以外はバッハ作品中心、ポリフォニーの学習が主眼

※部門名・課題曲の詳細は年度により変更される場合があります。

04 — 選びへのヒント

コンクール選びへのヒント

  • とにかく気軽に挑戦したいなら:けいはんな音楽コンクール(自由曲制)
  • 音楽的な幅を広げたい・様式を学びたいなら:ピティナ・ピアノコンペティション、日本バッハコンクール
  • バロックにじっくり向き合いたいなら:日本バッハコンクール、PIARA国際ピアノコンクールのバッハ部門
  • 段階的に力をつけながら挑戦したいなら:PIARA国際ピアノコンクール(時代様式別の部門構成)
05 — まとめ

まとめ

課題曲の傾向を知っておくと、「このコンクールは何を評価したいのか」という設計思想が見えてきます。

お子さんの得意なスタイルや、これから伸ばしたい力に合わせて、コンクール選びの参考にしてみてください。

ご注意

課題曲の詳細は年度によって変更されます。最新情報は必ず各コンクールの公式サイトでご確認ください。

課題曲の仕上がりも、客観的なデータで確認

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